U-15/ 高円宮杯・一次ラウンド第3戦 SQUARE富山FC戦
高円宮杯全日本ユース(U-15)一次ラウンド第3戦
川崎フロンターレU-15 3-2(前半2-0) SUQUARE富山FC Jr.ユース
(12/14 Sun. 13:10Kick Off・高槻萩谷サッカー場・40分ハーフ)
【得点者】
前半13分(川)#12 石田
前半24分(川)#18 佐藤
後半04分(川)#18 佐藤
後半28分(富)#20 石川
後半37分(富)#11 田村
【メンバー】カッコ内は学年
川崎フロンターレU-15(4-4-2):
----09平敷---18佐藤----
-------14軽部-------
--08奈良-------12石田--
-------06森田-------
-23小口-05薗部-03奥野-02萩間-
-------01飯田-------
選手交代:
後半33分 #02萩間→#10大野
後半37分 #18佐藤→#17早見
SUQUARE富山FC(4-4-2):
---09-----11---
-10---------07-
---06-----15---
-04--02---03--16-
------01------
選手交代:
後半05分 #16→#13
後半23分 #13→#08
後半25分 #15→#20
【試合展開】
一次ラウンド第2戦を終えての順位は次の通り。
1位ガンバ大阪 2勝0分0敗・勝点6・得点12失点5得失差+7
2位レオーネ山口 1勝0分1敗・勝点3・得点6失点5得失差+1
3位SUQUARE富山 1勝0分1敗・勝点3・得点6失点11得失差-5
4位川崎フロンターレ0勝0分2敗・勝点0・得点4失点7得失差-3
フロンターレは連敗を喫したが、2位の山口の最終戦の相手はガンバ。あくまでも他力本願ではあるが、富山に点差をつけて勝てば、決勝トーナメント進出もまだ可能である。仮にガンバが1点差で勝つとすると、山口の得失点差は±0。その場合、フロンターレが富山に3点差以上で勝てば、(ガンバ-山口の試合が点の取り合いにならない限り)勝点・得失点差で並び、かつ総得点で山口を上回ることが出来る。
選手・スタッフもそして応援席もそのことは十分わかっており、フロンターレは試合開始から前へ前へと仕掛けていった。対する富山は、ガンバが山口に勝つことを前提にすれば引き分けでOKということから、受けてしまったのだろうか。押せ押せのフロンターレに対し、DFラインをずるずると下げてしまう。
それまでも惜しいシーンが何度かあったフロンターレだったが、13分、ついに均衡が崩れる。左からボールが平敷~佐藤とつながり、さらに右サイドを上がっていた石田へ。石田は躊躇無くPAへ進入すると右足でシュート。フロンターレが待望の先制点を挙げた。
さらに24分、ロングフィードを佐藤が競り合う。相手DFがバウンドを見誤ったこともあり、GKと1対1になると文字通りボールをネットに叩き込んで2-0。
勢いづいたフロンターレは、さらに攻め込み、29・36・37分に決定機が生まれるが決めきれず、2-0で前半を終える。高槻総合競技場の知人より、同時キックオフのガンバ-山口は1-0でガンバリードとの情報が入る。この時点での得失点差は山口±0、フロンターレは-1。富山は-7なので、あとはガンバが点差を広げてくれることに期待しつつ、フロンターレが得点を重ねていくのみ。
後半開始直後、相手FWにDFがかわされ、GKと1対1になるが飯田が身を挺してセーブ。なんとかゴールを守ると、4分、相手ゴールキックが佐藤に渡りそのままPAへ持ち込みシュート。3-0とした。これで得失点差±0で山口に並ぶが、総得点で山口を上回る。この3点目は富山にも精神的にダメージを与えたようにも見えたのだが、その直後の5分・13分の決定機を外すと、フロンターレが攻め疲れたのか徐々に流れは富山へ。
すると、15分頃何と山口がガンバに追いついたとの情報が入る。
22分、富山左CKからのシュートはバーを直撃し、命拾いしたかと思ったのもつかの間、28分、DFとGKの交錯したところを拾われ、無人のゴールにシュートされ3-1。完全に勢いの戻った富山はさらに37分、9番が右サイドから持ち込んでクロス。ゴール前の11番にきれいに渡ってダイレクトシュート。これで1点差。高槻萩谷会場の誰もが、ガンバの勝利を信じて疑っておらず、ガンバの勝利を前提に勝ち点を計算していたようだ。引き分けで決勝T進出だと富山の関係者は確信していたのだろう。富山は残り時間一方的に攻撃を仕掛ける。知人からもガンバリードの報は入らず。フロンターレは点差を広げるどころか、耐えるのがやっと。何とか2分のロスタイムもしのいで試合終了。しばらくして、場内放送がガンバ1-1山口と告げると場内がざわめいた。
選手は本当に闘っていただけに、結果は本当に残念。山口は好チームだったようで、そこに完封負けでは勝ち抜け出来なかったのも仕方が無いかなと思う。この年代は街クラブ(非Jクラブ)といってもまったく侮れないのは、これまでフロンターレU-15自身が関東の壁を街クラブに阻まれ続けてきたことからも自明である。選手達にとっては中学生最後の大会だったわけだが、ほとんどがU-18へ昇格するのだろう(と思われる)。この悔しさを忘れずに精進を続けて欲しいと思う。
最後に高槻萩谷サッカー場、一言で言うなら「秘境」である。初めて行ったが驚いた。私は国内のマイナーなサッカー場には結構行っていると思うが、それでも最強の部類に入ると思う。噂には聞いていたが想像以上だった。関東の方には、標高が高い那須スポと言えば想像しやすいかもしれない。
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